継続的にロキソニンを服用すると効かなくなる?

ロキソニンは、頭痛、歯痛など様々な痛みを緩和する鎮痛剤として一般的に販売されている薬です。
身近な薬のひとつであり服用後すぐに効き目があることから、痛みが出たらすぐに服用する方も多いでしょう。
ロキソニンなどの鎮痛剤は、15分から1時間で効き目が出てくるので、痛みが出てからすぐに服用することが大切になります。
頭痛など痛みをを感じたら無理をせずに、速やかに服用するとよいです。
ロキソニンの成分はロキソプロフェンとよばれ、妊婦さんにも処方される安全度の高い薬です。
ロキソニンは、熱を下げ、痛みを和らげる非ステロイド系の解熱鎮痛消炎剤で、市販薬だけでなく、子どもの頓服や抜歯後などの処方でも使われています。
鎮痛作用は服用後7時間ほど続きますが、再度服用する場合には6時間程度あけることがよいとされます。
ロキソニンは、プロドラッグ製剤とよばれ、胃腸から吸収される前に鎮痛効果を発揮せず、体内に吸収されてから効果を出すので、胃に負担をかけにくい工夫がされています。
通常の風邪薬は胃で吸収されますので、整腸剤が同時に処方されることがあるのはそのためです。
それでも長期間飲み続けることで、体が薬に慣れ耐性ができることから、同じ薬でも徐々に効き目が弱くなるのです。
同じ薬を飲むと、肝臓に負担がかかるので、1日に3回以上摂取することや継続的に2週間といった長期の服用は避けることが大切です。
ロキソニンを1錠飲んでも効き目がないと判断するのは、1時間経ってからにしましょう。
痛みがロキソニンで収まらない場合は、薬の耐性がついていて効きにくくなっている場合もあれば、帯状疱疹など、神経痛の痛みでロキソニンが効きにくい場合もあります。
自己判断で薬を追加することは避け、医師の診断を受けてからにしましょう。痛みの原因を知ることで根本的な解決につながることにもなります。
市販薬を飲む場合には、箱や説明書に書いてある用法用量を守るようにしてください。

高齢者は長期的にロキソニンを服用すると危険?

65歳以上の高齢者の方で、頭痛や歯痛などの時に、ロキソニンを服用される方も多くいらっしゃいます。
ロキソニンは、子供から高齢者の方まで服用できる安全度の高い薬ですが、65歳以上になると、一般的に心臓や血管系の機能が低下してきます。
肝臓の代謝機能と腎臓の排泄機能等も弱くなってくる傾向にありますので、体の生理機能の低下により、薬剤の作用が強く出ることがあります。
ロキソニンを継続的に服用することで、潰瘍や胃腸・消化器系に影響を及ぼすこともあるのです。
高齢者の方は、体力があり元気な方でも、薬を代謝する力が落ちていて、継続した薬の服用により、胃腸・消化器系の症状が悪化することがありますので注意が必要です。
ロキソニンは、高齢者の場合、大人の通常量である1日3錠であっても、胃潰瘍や腎不全になることもあります。
薬による影響を受けないために、胃腸薬など他の薬を服用している方は同時に服用して大丈夫かお薬手帳などを持って、医師や薬剤師に相談することをお勧めします。
高齢者の場合、肺炎やその他の病気の疑いがあり、ロキソニンで様子を見ていると入院しなければならない事態に発展することもあります。
体力と免疫力が低下している傾向にある高齢者は、気になる症状がある場合にはかかりつけの医師に相談することが望ましいです。
喉が痛くて食事が喉を通らない場合は、喉頭蓋炎の疑いもあり、咳やたんが喉にひっかかり息苦しいときは肺炎を疑います。
高熱がでて頭痛がしたときは、インフルエンザにかかってしまったかもしれません。いずれもロキソニンを服用しても効果は薄く、様子を見ていると症状が悪化してしまうこともありますので、早めに医師に相談しましょう。